「安心・安全」とは…?

相談室のカウンセラーやワークショップのファシリテーターにとって、「安心・安全」に配慮するとは、どういうことでしょうか。参加者やクライエントが全く傷つかないような場をつくることでしょうか。 カウンセリングやワークショップの場を、私は常々「悩みを解消する場」ではなく、「正しく悩む場」であると捉えています。言葉を換えれば、痛みに直面すること…
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人格障害が増えている…?

京都アニメーションの放火事件、あまりに痛々しいです。亡くなった方々のご冥福をお祈りします。 犯人のことはわかりませんが、日本ゲシュタルト療法学会大会の講義で、ある大学の先生が「最近、人格障害が増えている。それは、家庭の虐待が増えているからのようだ」と言っていました。 慈安ちゃん:「いつくしみ」+「やすらぎ」。7月17日に逮捕された母…
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引きこもり

心の痛む事件が続いています。 登戸のカリタス小学校の事件、元農林省事務次官の事件があってから、中高年の引きこもり問題がニュースを賑わせています。40〜64歳の引きこもりが推計61万人いるという内閣府の発表、若い層も入れたらおびただしい人数が引きこもっている日本の社会…とても病んでいると感じます。 引きこもりという現象は…
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キレる私をやめるヒント・8

前回は、簡単な一人ワークの方法を述べました。ついキレてしまう今の身近な人ではなく、本来の相手をイメージしながらクッションなどに怒りを発散するというものでした。なぜ、こんなことが効果的なのでしょう。 身近な人、例えば夫や妻、子どもに対して頻繁にキレてしまい、後で「こんなにキレなくてもいいのに」とションボリするような怒りは、実は過去の誰か…
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キレる私をやめるヒント・7

前回は、ゲシュタルトのワークの流れを簡単に述べました。そして、実際にワークをしてみると、ご紹介したような単純な流れでスッキリしないことの方が多いので、カウンセリングやワークショップに参加した方がいいということも書きました。 「それじゃ、自分ひとりではキレる私をやめられないの?」という疑問が湧いてきますよね。基本、やはり専門家の所に行く…
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キレる私をやめるヒント・6

子どもの頃に、親や周囲の大人に対して抱いた怒りを対象者にぶつけずにお腹の中にため込んでしまうのは、そうすることで見捨てられ、自分の居場所をなくすことにつながるからだと、前回、書きました。そして、その怒りが大人になってもお腹の中で疼き続けているので、その感情を体の外に吐き出してしまうことが大切だとも書きました。吐き出さないでいると、いま身…
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キレる私をやめるヒント・5

キレる人がお腹の中にため込んでしまった怒りは、子どもの頃の親や身近な大人に対するものが多いのですが、どうしてため込んでしまったのでしょう。なぜかというと、小さな子どもは親に対して怒りをぶつけにくいからです。親が正当に叱っていると思っているときに子どもがそれに対して腹を立てたら、親は「自分が悪いのに、親に対して起こるなんて悪い子だ!」と、…
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キレる私をやめるヒント・4

本当に怒っている相手が目の前の人ではないとしたら…? 本当の怒りの対象である「昔のあの人」とは…? 今まで、私の相談室にはキレる人がたくさんやって来ました。お話しをうかがっていると、母親や父親が「昔のあの人」であることが多いようです。小さい頃、子ども心にも理不尽だと感じるような怒られ方をしていたり、八つ当たりの対象にされていたり、夫婦喧…
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キレる私をやめるヒント・3

キレる人は、目の前にいる人にキレているのではない…と書きました。そういう場合が多いのです。目の前の人はただスイッチを押すだけ。つまり、「昔、あの人が私に対してやったのと同じようなことを、この人が私に対してやっている」と(無意識の中で)思うと、スイッチがいきなり入ってしまうのです。スイッチが入ってキレる怒りは、「昔のあの人」への怒り、しか…
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キレる私をやめるヒント・2

キレる人の多くは、実は目の前にいる人その人にキレているのではありません。過去にお腹の中にため込んだ他の人に対する怒りを、目の前にいる人に吐き出していることが多いのです。「キレる私をやめる」ためには、それを知っておくことが、まず大切です。田房さんの漫画を読むと、このあたりが実に見事に描写されています。田房さんは、ゲシュタルトセラピーを体験…
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キレる私をやめるヒント・1

漫画家、田房永子さんが2年前に「キレる私をやめたい~夫をグーで殴る妻をやめるまで~」を出版されて以来、キレる人たちが相談室にたくさんいらっしゃいました。〝キレる〟という現象は同じでも、それを起こす心の働きはみんな違います。みんな違うので、カウンセリングの中身も人によって変わります。毎回、新しいチャレンジがあるのが、この仕事の醍醐味です。…
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カウンセラーのこころ 「心の境界線」

「他人の重たい話ばかり聴いて、つらくなりませんか?」とよく聞かれます。でも、それは大丈夫。「あなた」と「わたし」の間に、しっかりと境界線を引いているからです。「あなた」の気もちは目一杯尊重しながら、それを「わたし」の中に取り込まない。それが心の境界線です。
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11. 正しいストレス解消法(1)

 前回、「正しいグチのこぼし方」を書いてから、だいぶ時間が空いてしまいました。今回は、正しいストレス解消法です。  あなたは、今どのくらいストレスがたまっていますか? 結構たまってる人、多いんじゃないですか? かくいう私も、少したまっています。  ところで、ひとことで「ストレス」と言いますが、ストレスの中身って一体なんでしょう。これ…
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10. 正しいグチのこぼし方

前回「この続きはまた後日」と書きました。それは本当に後日 にして、いきなり話しが飛びます。未完の事柄は、お金を払っ てゲシュタルトセラピーのワークする以外にも、〝グチをこぼす〟 という方法で、ちゃんと完了できることが多いのです。ただし、 正しいこぼし方と、間違ったこぼし方があります。これは、覚え ておいた方がいいですよ。 …
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9.心のトゲを抜くゲシュタルトのワーク・4

 24才になっても、5才のころに父親に怒鳴られ、叩かれた 体験が心のトゲになって、今でも人の輪に自分から入ること が苦手なAさん。その時のことをイメージに浮かべて、その時 に感じた怖さとくやしさを感じています。ファシリテーターは、 「その怖さとくやしさ」は、身体のどの辺で感じていますか?」 とききます。感情は身体の感覚と結びつ…
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8.「心のトゲ」を抜くゲシュタルトのワーク・3

前回の続きです。小学生の頃のイジメが原因で、今でも人 の輪の中に入るのが苦手なAさん。親しげに話しをしている 人の輪に入る実験の中で「喉が締め付けられる」感覚を覚 えました。恐怖や怒りの声がいじめっ子集団に聞こえてしま うと、もっといじめられるかも…という不安が、喉に向かって 自分を守る働きかけをしているのでしょう。この時に表…
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7.「心のトゲ」を抜くゲシュタルトのワーク・2

 前回にお話ししたAさん。小学校1年の時に受けたいじめが 心のトゲになって、大人になった今でも人の輪の中に入れな くなっています。ゲシュタルトのグループワークの実験の中で さえ、参加者の人たちが作った輪に入ろうとすると恐怖感が 湧いてきます。  ファシリテーターは、まずその〝怖さ〟を身体のどの辺で感 じているかを聞きます。人…
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6.「心のトゲ(未完の事柄)」を抜くゲシュタルトのワーク

 例えば、サークルやグループに入っても、何だか仲間外れに されそうで、とけこめない24歳のAさん。みんなと楽しそうに騒 いでいる人たちを見るとうらやましい気持ちや、腹立たしい気持 ちや、孤独感が湧いてきてしまいます。最近では新しいグルー プに入るのが怖くて、つい一人でいることが多くなっています。 そういうところを治したくて、A…
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5.未完の事柄の解消に役立つゲシュタルトのワーク

 子どもの頃のイジメとか、ノラ犬にかまれたこととか、失恋 とか、友だちに海岸で砂に埋められて本気で死ぬかと思った (これ、私のことです)こととか、何年もたった今も、思い出 すとゾッとしたり、涙が出たり、落ち込んだり、腹が立ってき たり、やる気がなくなったりみたいな、トラウマ的な体験や心 にささったトゲが「未完の事柄」です。ゲシ…
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4.悩みやコンプレックスの根っこはほとんど「未完の事柄」

 これは私自身のことですが、私は「ヘンな顔」の人なんだという コンプレックスを、小さいころから20才過ぎまでずっと持ってい ました。それは、コンプレックスというには「あまりにも自分にと って当たり前のこと」化していたので、私はそういう人なんだとい う確固とした思い込みになったと言った方がいいかもしれません。  実は、この思い込…
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