5.未完の事柄の解消に役立つゲシュタルトのワーク

 子どもの頃のイジメとか、ノラ犬にかまれたこととか、失恋
とか、友だちに海岸で砂に埋められて本気で死ぬかと思った
(これ、私のことです)こととか、何年もたった今も、思い出
すとゾッとしたり、涙が出たり、落ち込んだり、腹が立ってき
たり、やる気がなくなったりみたいな、トラウマ的な体験や心
にささったトゲが「未完の事柄」です。ゲシュタルトセラピー
は、こういう心のトゲを抜くのにとても役立ちます。
 どうやってそのトゲを抜くのか、ですね。
 ワーク(カウンセリングと呼ばずに、こう呼びます)は、フ
ァシリテーター(ま、カウンセラーですね)と向かい合って行
います。ファシリテーターは、ワークをする人の話しを聴きな
がら、話している人の顔の表情や、身体の動き、声のトーンな
どを注意深く見ています。なぜなら、人の感情は本人が意識し
ていなくても、身体や声によく表れるからです。ファシリテー
ターは、ワークをしている人が語る話と同時に、身体の声を注
意深く聴こうとしているのです。身体に特徴的な動きが見えて
くると、ファシリテーターはワークをする人の注意がそちらに
向くように促します。それを通じて、話している人が自分の感
情にはっきり気づけるようにするのです。
 そのようなことをしながら、心にトゲがささった時のことを
イメージの中で再体験するような促しをしていきます。何がし
たいかというと、未完の事柄を生んだ出来事が起きた時に、本
人が自分の中に押し込んでふたをしてしまった感情に再び触れ、
それを身体の外に表出できるようにするためです。
 このように、ある瞬間、自分の中に押し込んでしまった感情
を再体験することが、未完の事柄を完了させることになるわけ
です。詳しくは、また次回。

※ワークを受けたい人、ゲシュタルトを学びたい人、質問があ
る人は、メールを下さい。《 info@gestalt.co.jp 》

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この記事へのコメント

mika_chika
2010年08月19日 20:21

昨年から、コーチングのセミナーに出席して、さまざまなワークを実践しています。まさに、「未完の事柄とどう向き合うか?」というところ・・・。ゲシュタルトセラピーとも言うのですね。ゲシュタルトという言葉を今日はじめて知り、色々調べていたら、このブログにたどりつきました。また、読みみたいです。

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