人格障害が増えている…?

京都アニメーションの放火事件、あまりに痛々しいです。亡くなった方々のご冥福をお祈りします。
犯人のことはわかりませんが、日本ゲシュタルト療法学会大会の講義で、ある大学の先生が「最近、人格障害が増えている。それは、家庭の虐待が増えているからのようだ」と言っていました。
慈安ちゃん:「いつくしみ」+「やすらぎ」。7月17日に逮捕された母親に虐待され、去年の12月に亡くなった子供の名前です。
結愛(ゆあ)ちゃん、心愛(みあ)ちゃん、詩梨(ことり)ちゃん…。ここ数ヶ月の間に親から虐待を受け、短い命を奪われた子どもたちの名前が、あまりに華麗なことが気になっています。誕生した新しい命に名前をつける時、親は愛に溢れ、考え得る最高の名前をつけようとする。一方で虐待したりネグレクトしたり、幼い命に危害を加える。とても感情の振幅が大きい人たち、我が子を〝所有物〟としか見ることのできない人たちなのでしょう。
カウンセリングの仕事をしていると、大人になっても子どもの頃の親との関係で受けた心の傷を抱え続け、それによって今の人間関係がうまくいかない人にたくさん出会います。全てとは言いませんが、良い親に育てられた人々より、意地悪な親や無関心な親に育てられた人の方が、親に気に入られよう、好かれようと、自分と親の絆を強く握り続けている人が多いというのが私の実感です。
大人になってからも疼き続ける心の傷。親から冷たい仕打ちを受けたり、邪険に扱われたり、無視されたりする幼い子どもの気持ちを想像してみて下さい。親が自分を邪魔者扱いしたからといって、小さな子どもは家出するわけにはいきません。まだ一人で生活することができない子どもにとってそれは死を意味するからです。幼心は本能的にそれを察します。だから、親から離れるわけにはいかない。だから親から見捨てられないようにしがみつく。そして、そうればするほど、ますます心が傷ついてしまう…。たった5歳の結愛ちゃんがママに宛てた手紙が、あまりに悲しいです。

「ママ もうママとパパに言われなくても
しっかりとじぶんから きょうよりもっと
あしたはできるようにするから
もうおねがい ゆるして ゆるしてください
… … … … 」

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